2018年、信濃屋ハードリカーチームの若手有志6名で結成された共 同プロジェクトチーム、The Sixth Sense（シックスセンス）。 The Sixth Senseボトリングは、それまでの信濃屋プライベートボト ルシリーズの種火を大事に未来へ継いでいく覚悟を持ちながら、セレク ションに更なる幅を広げるために生まれた新しい世代によるセレクションシリーズです。

「ゆとり」シリーズは、The Sixth Senseのメンバー達が、所謂ゆとり世代にあたるということ、そして素晴らしいウイスキーは我々に「ゆとり」を与えてくれる存だという信条に由来しています。
ゆとり世代の我々が、本当のゆとりある人間の生活って何だろう？という問いをウイスキーのラベルにしました。ラベル中央の大窓は、ゆとりある暮らしの理想の姿を投影しており、我々六人のユトリがその姿を覗き見ているという意匠になっています。
シリーズ第二弾に選ばれたのは、かつて英国王室御用達の老舗酒商が
スペイサイド・ロセス川のほとりにある蒸留所で眠らせていた特別な一樽。

◇Tasting Comment◇
華やかでエステリーな香り立ち。長期熟成ながらくっきりした輪郭がある。青りんご、大小様々なリンゴのバスケット、上 品なバニラのカーテンが包み込み、次第にキウイ、熟したラフランスのグリーンフルーツが現れる。
口に含むと、スムース で軽やか。フルーティーで整った麦芽のボディを感じる。ドライでかすかにスモーキーさ。翔けるように滑らかに青りんご からキウイやラフランスのグリーンフルーツへの変化。“ゆとり”のある大人の時間に添えられた、華やかな癒しの旋律。