「Shelley」は、20世紀のイギリスを代表する陶磁器メーカーです。 その歴史は1853年から始まり、1966年に閉窯して以降シェリーの製品は作られておらず、年々貴重なものとなっています。 世界中にファンクラブがあり、現代でも多くのコレクターがいることで知られるシェリーの製品は「高級」であることにこだわり制作されていて、どれも気品に溢れています。 またティーカップだけでも40種類以上の形があり、コレクション性が高いところもシェリーの魅力です。 新鋭デザイナーや他の有名窯で長く活躍したデザイナー、風景画家など多彩なスタッフがいたシェリーは、「モダン」「クラシック」両極端な製品を数々生み出しました。 こちらはアールデコを彷彿とさせるモダンテイストなシェイプ「モード」。 手彩で描かれたイエローとブラックの幾何学模様が大胆なデザインの「イエローブロック」のコーヒートリオです。 大胆なのに高級感のある上品な雰囲気を感じさせるのは、透けるように薄く美しい素地を作る技術力の高いシェリー製品ならでは。 シェリー製品の中でモダンテイストの傑作と言われているシェイプ「ヴォーグ」と同じくカップのハンドルに穴のない「モード」。 「モード」が初めて発表されたのは「ヴォーグ」と同じ1930年。ヴォーグ発表の翌月でした。 デザイナーは1928年にシェリーのアートディレクターに就任したエリック・スレーター氏。 ヴォーグシェイプを生み出した天才です。 また、モードシェイプはヴォーグと同じく製造された年数が短く、形状が特殊であるため、製造数が少ないことでも知られています。 そのため現代に残っているモードはシェリー製品の中でも特に貴重なものになっています。 1925~1945年に作られたものです。中々出回らない希少なセットになります。底にスレは見受けられますが、貫入、かけはございません。スクラッチがケーキ皿に見受けられます。（写真参照） とても風格があるお品です。 アンティークに付き、完品ではございません。コンディションは写真でご判断下さい。 スージークーパーも出品しています。 よろしくお願い致します。 #SHELLY #ART DECO #England #アンティーク #Mode Patterns #世界はほしいモノであふれてる #NHK #英国ティー文化をめぐる旅 #セカホシ